-お泊り会の翌日-

夕食の買い出しから家に帰ると
電話のベルが激しくなった

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受話器を取った瞬間、全身が凍り付いた

「やっと出やがったか
俺だ　小西だよ」
（あの親族？）

小西「早速だが、明香を預からせてもらった

お前が事故ったって電話で呼び出したら　無警戒で
すぐに外まで出てきて、車にもすんなり乗りやがった
まったくこんな古典的な手に引っ掛かりやがって」
下卑た笑いが、俺の不安を増加させていく
息が詰まって、声が出せない
いや、まだ嘘をついている可能性はある

小西「車で暴れようとするから
ここで死んだらお前に会えなくなる
って言った途端に大人しくなってよ
よくもまぁこのじゃじゃ馬を手なずけたもんだ
体の相性もいいんだろうなぁ

でだ、俺たちは隣県の六崎邸にいる
場所はこの間渡した名刺と一緒に渡したよな？

あのカードキーをもって、今すぐ来い
こいつと交換だ
お前が知っているのはこいつの態度でわかるんだよ

おっと、警察や周りの護衛に知らせるのも駄目だ
この家は防犯カメラもいっぱいあるんだ
そいつらの姿がみえたらこいつを殺す
護衛の奴らの面はちゃんと把握してある

俺は別に捕まってもかまやしねぇ
ただ、愛する彼女の面会が地獄になるぜ
それでもいいってんなら　どうぞ」

弥生「ほら、明香　何か言いな」
受話器の動く音がした
メイ「ごめんなさい」
確かにメイの声、こいつの虚言であった欲しかったのに
希望の灯がふっと消えた

小西「今は…
１６時２分か　高速だと１時間ほどだが
１８時半まで待ってやる
遅れたら、まぁ　わかるよなぁ？」

くそ…

１.　「今すぐ行くからメイに指一本触れるな」
２.　「赤の他人だ　好きにしてくれ」
３. 　こっそり警察に通報だ

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地雷選択肢多めですね


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