こんばんは。

構図とシルエットに関して多少参考になるかもしれないと思ったので幾つか挙げてみたいと思います。

構図を考えるときパースとは別にキャンバスを分割するような線を引いたり、円、S時、C時、螺旋などを描いてそのパターンに沿ってオブジェクトを配置すると臨場感が出て全体の調和がとれるかもしれません。
また、手前側にある大きく見えるオブジェクトとやや離れた場所にある小さく見えるオブジェクトを隣り合わせで描いてメリハリをつけるとより遠近感が出るかもしれません。

バッグの配置に関しては、そのバッグがキャラクターあるいはキャラクターが所属する組織などのアイデンティティーなのかどうかが重要な点だと思います。
小柄なのに大きな斧を持ったキャラクターは大きな斧が個性と言えます。
斧のシルエットはこのキャラクターにとって必要不可欠な要素となるわけです。
これは構図の話でもあるのですが、キャンバスに大きく描かれたものの隣にチョコンと描かれたオブジェクトというのは良い意味でも悪い意味でも目立ちます。
これが絵のバランスが悪く感じる原因なのかもしれません。
バッグがキャラクターと切り離せないくらい重要な装備なら体のシルエットを派手に潰さない程度に重ねても問題ないのではないでしょうか。
逆にバッグが無くてもキャラクターに影響が無いようであれば、浮き上がる石と同程度の扱いで線状に描いたパターンに並べてしまっても良いかもしれません。
日の丸構図は絵の中央へ視線を誘導する働きがあるそうなので、見る人がバッグを脇見しないよう人物の一部として描くか背景に溶け込ませるかして主役と脇役のラインをはっきり分けておいた方が見栄えが良くなるかもしれませんね。

こんばんは。

自分も、構図に関しては理論で考えたいタイプです。
しかしまだまだ知識不足なので、根拠を示せず感覚でのコメントになりますがすみません。


デジ絵のキャンバスは縦横比を任意で決められます。
表現したいものにより、最初のラフにとらわれず縦横トリミングしてみてはいかがでしょう？

元の横長のキャンバスは足元に衝撃波のようなエフェクトを入れて、地面を伝い横に波及する力の流れを感じます。
地面にヒビを入れたら少年バトル漫画みたいになりそうな。


でも今回「エフェクトよりもオブジェクトの配置で」という事なので、その場合は縦長キャンバスにして浮いてる(浮かせてる)感じのみを強調するのも手かと思います。
アイレベルをぐっと下げて、手前と奥の瓦礫？の大きさ差をつければ迫力も出せるかなと。

ただし先に上手にかけたキャラありきでこれをやろうとすると、トリミングで武器見切れてもったいないとか、今更武器の持ち方書き直すのめんどくさいとかなるので悩みドコロですが。