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投稿:ユウロ 16/11/21 23:57 50pt. 受付終了

初めて利用させていただきます。私はすべてアナログでアクリルガッシュで着彩しているのですが、下書き(ラフ)と着彩後の印象が異なり悩んでいます。下書きのときはいつも「よく描けた!」と思い、水彩紙に下書きをトレースして着彩するのですが、悪い出来まではいかなくても下書きのときと着彩後ではなんだか目指していたものと雰囲気が違ってしまうのです。基礎デッサン力が低いからかと思うのですが、何か下書きと完成した絵で印象が離れすぎない練習法などありましたら教えてください。よろしくお願い致します。

回答一覧

1. 回答: 匿名希望 16/11/22 01:07 

こんばんは、匿名で失礼します。

下書きと着彩後の印象が異なり悩んでおられるということですが、多分それは当然起こる現象だろうと思います。

線一本にしても同じ線が無いように、着色ともなれば無限のバリエーションが出来上がるのは当然です。
完成前に思い描いていたものを完全に再現することができるのは、もはやロボットでもない限り不可能ではないでしょうか。

なのでアドバイスできることがあるとすれば、初めに思い描いていた下書きの時の「よく描けた!」の気持ちを継続して描くこと、そして偶然を楽しみながら、下書きが見えなくなったら下書きのことは忘れて、今度はアクリルで「よく描けた!」を目指すことです。

これは推論ですが、ユウロさんが下書きが良く見えて、着色後の絵が何となく違和感があるという現象は、端に線画の方が着色より得意であるところから来る気持ちなのではと思いますよ。

着色ありきの下書きは、あくまでも目安でしかありません。
下書きはむしろカッチリ奇麗じゃなくてもいいんです。

返信: ユウロ 2016-11-22 03:05:02

丁寧なアドバイスをありがとうございます。大変勉強になりました。着彩より線画が得意なのでは?と指摘されてどきりとしました。長年漫画を描いていた影響かもしれません。下書きはかっちりきれいじゃなくてもいいのですね。目からウロコでした。頑張ろうと思います。

2. 回答: 匿名希望 16/11/22 01:15 

匿名で失礼します。
下書きだと上手く描けたと思っても、ペン入れや着彩をすると上手くいかないという現象は絵を描く人は必ず通る道だったりします。

原因として考えられるのは大きく分けて2つ

1つは鉛筆などで描かれた線は迷い線なども含め少し太い線で描かれているため、その中から上手く見える線のみを目が拾い上げて補完してしまうのでデッサンが甘い部分もそれなりに見えてしまうことがあるという事

2つ目は単純に本番で使う道具に慣れていないということが考えられます。鉛筆などは字を書くことを含め、幼い頃から使い慣れているので自然とバランスが取れたものになりやすいですが、水彩用紙に絵の具で描くことは日常的に行うのは難しいので鉛筆に比べ熟練度に差が出るのは至極当たり前だったりするんです。

プロの漫画家の方もよく言っていますが「練習は本番のつもりで、本番は練習のつもりで」と言う意識を持って作品制作にあたってみるのもいいかと思います。
練習法として考えられるのは絵の具を使った落書きを日常的にしてみるなどでしょうか

長文になりましたが参考になれば幸いです。

返信: ユウロ 2016-11-22 03:09:11

練習法まで教えてくださいまして、ありがとうございます。「練習は本番のつもりで。本番は下書きのつもりで」とのお言葉、大変心に沁みました。そうですね、私はまだアクリルガッシュを使い始めて2年くらいなので、単純に道具に慣れていないということはもちろんあると思います。丁寧にご回答くださり、目が開かれた思いです。重ね重ね、ありがとうございました。

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