全体的に体の構造や立体感的に違和感を感じるせいでサムネイルでは見栄えが良いのですがフルサイズでは残念に感じられます。
実際の人体の写真を観察したり模写したりして関節とその周辺における肉の変形や部品の形状を理解すると良くなるかと思います。

また、髪がビニール的、チューブ的に感じられるのが気になるのでもう少し繊維的な振る舞いを表現できると良いと思います。

参考までにどうぞ

パッと見良い感じ…何よりキャラクターの特徴をご自身なりに落とし込めているので
あとはちょっとした意識の切り替えと知識を持つことで割と簡単にステップアップできそうな気がします。

なるべく元絵のイメージが残るように私なりに不自然に思える部分を修正してみました。
右肩だけは大幅に描き直しました。
左肩を引いてカメラに対して半身になっていますので、右肘を手前に突き出すようなポーズになると思われます。

首回りに限った話ではありませんが、
筋肉（や腱）が骨を繋いで人体を形作っているのだということを意識して、実際どうなっているのかは自分の身体で確認しながら描けばステップアップは容易だと思います。
その点千早は同姓同年代のキャラクターに比べ体脂肪率が極端に低いのでこの辺りを身につけるには最適のモデルといえます。

後はそうやって描けるようになった人体をどこまでディフォルメできるか？
そのセンスの如何で所謂萌え絵として成立するかどうかになってくると思います。
千早は体脂肪率は低いですが、腹筋を中心に鍛えているはずなので実際あんな生活していたら腹筋はバリバリに割れていると思います。
が、それをリアルに表現してしまうと所謂萌え絵とは別の物になってしまうわけで、さじ加減がここで必要になってきます。

だから最初に書いた「ご自身なりに落とし込めている」というのが重要になってくるわけです。
これが巧い人は何に新しくトライしても身につくまでが早い傾向にあると思いますのでひとつ頑張ってみてください。

塗りに関しては私よりもずっとキャッチーですので触れません。