秋葉凪人さんの応援お返事ボード

秋葉先生の作品は、「巧くんの場合」から拝読させて頂きました。その年の夏コミ、まだ晴海会場新館1Fにて、現在手元にない(倉庫にある)A6版の、末尾にバスが行く、なる詩が載った小さな同人誌を購入させて頂き、深い感銘を受けました。当時、私はイラスト集、よろず本、マンガ等の同人誌の企画及びデザイン、それに先輩からの依頼で音楽及びドラマテープ(時代を感じますが)の制作をしていました。私が先生の作品がただならぬものであることを感じましたのは、「檻の中から」の第1話を目にしたときです。タイトルからして、フーコーの「檻獄の誕生」を勝手に連想し、またストーリーはまるで平井和正、その終末と破滅的からの再生の物語に、攻撃的で破壊的な宅録作曲活動をしていた一青年は、「この人の教養と学識、そしてそれを咀嚼し、さらには作品へと昇華させる素養と努力には、ジャンルは違えど同じテーマと材料を与えられても、到底太刀討ち出来ない!」と畏怖する程のショックを受けました。 あれから20年近くになりますが、先生を敬愛させて頂く心は変わりません。今後とも、先生の御多幸と御健勝を祈願してゆく所存です。では失礼いたします。 嶺森由貴



