[32]  ぜんちー  08/05/09 03:53

来てみたらサーチエンジンでなくなっていたので驚きました。
回りくどく書いても仕方がないので率直に言ってpixiv式投稿サイトに転換なさったのだと感じました。ですがメリットが抜け落ちてしまっており、「どうせなら・・」と非常にもったいなく感じた部分が多々ありました。
そのうえで僭越ですが感じた点を書かせてください。


■■サイト全体に言えるのですが「良い作品を少ない労力で探せるように考えられていない」と言うことです。Pixivが基本的に絵を描く人同士のSNSでありながら、絵を見るだけの人も集めたのは、そこが優れていたからと言うのが大きいと思います。

●pixivでいい作品を探しやすい理由の1つ目
他人のお気に入りを見られる(しかもサムネイルつきで)という点が上げられます。これによって、他の人がピックアップしてくれてるわけです。多少趣味が合わないとしてもサムネイルも付いているので自分が気に入るものだけ見つけるのは非常に簡単です。またランキングから消えた良作もこれで見つかるという点もあります。これは地味なようでかなり画期的です。

●pixivでいい作品を探しやすい理由の2つ目
サムネイルが大きい。150pix^2という大きめのサムネイルで絵を一覧出来るので、ただ流して見ていくだけでも良い絵を見つけられる手間は従来のバナー型サーチエンジンとは比較になりません。個人的には200^2ほどあっても良いとも思っています。tinamiはサムネイルも小さく絵の部分だけなのでこの点でいまいちです。pixivよりサムネイル同士の間隔が狭いのは無駄が無くてよいと思ってます。

●pixivでいい作品を探しやすい理由の2つ目
ランキングがあるという点。これも、たくさんの人が評価を高くした作品が目立つ位置に並ぶことで、よりよい絵を見つけやすくなる仕組みのひとつです。



■■ランキングがない。Pixivの「絵を投稿する人」「絵を見る人」双方を活性化させているのがランキングです。いい点ばかりではありませんが不可欠かと。

ランキングに載ると、たくさんの人に見てもらえるという「報酬」が絵を投稿した側に、もたらされ、その「報酬」が欲しいがためにさらに上に行こうとして、良い絵を投稿しようとより努力します。(Pixivがプロでさえ作品を惜しげもなく大量に放流してしまう麻薬性とも言える理由の根幹がこれです)

プロ・アマ共通した絵描きの渇望は、自作品を多くの人に見てもらい支持がもらえることです。Pixivはその急所をついていたといえます。

「評価の高い作品は目立つ」からこそ、クリエイターはより高い評価を得ようとしていい作品を投稿し、いい作品が投稿されれば、絵を見る層も集まりますし、そういうお祭りがあるからこそ評価だけしようという層も出てきて、投稿へのレスポンスが増えてさらに投稿する絵が増える方向に助長されます。こうした良循環の繰り返しであれほどのpixivのエコシステムが形成されたと言えます。

したがってランキングがあったとしても、ランキングが見つけにくく目立たない場所にあるようでは競争原理は助長されません。ランキングの上位ほど目立つという「報酬」を用意してやれば、絵に自信のある人ほど参戦してくる傾向が強くなり、投稿レベルが向上するはずです。